Iron Man Manual

去年発行された、MCUのアイアンマンに関する資料本です。

新たにCEOとなったペッパーに対して、電脳執事ジャーヴィスがスターク・インダストリーズの歩みや、アイアンマンスーツをはじめとした技術、トニーを取り巻く人々(とマシン)などについて説明する、という形式で書かれています。
サイズは各アートブックより小さく、スリップケースなしのハードカバー。
収録内容は『アイアンマン』〜『アイアンマン3』まで。この間に発生したさまざまな矛盾を解消し、ひとつの設定にまとめるという狙いもあるかもしれません。

素晴らしいのは、劇中に登場する紙の資料や、ジャーヴィスの解説に対する注文が書かれたポストイットなどが各ページに糊付けされていることです。
トニー手書きのペーパーナプキンのために15000円を払った人間としてはもう昇天ものでした……。
中身の様子に関してはこちらのレビューを参照してください。ファンにとってはたまらない本だというのがわかってもらえると思います!

トニー・スタークのファンなら絶対に損はしません。わたしはさらにジャーヴィスのファンでもあるので、入手して本当に良かったです。

レビュー的なものは以上で、続きからは個人的なメモ書き。とにかく情報量がすさまじいので。
 
1ページ1ページ何かしら感想を付けていきたいところですが、そうするとめっちゃ長くなってしまうので本当に気になったところだけ書いていきますね。


スターク社の技術について

アーマー一覧は『アイアンマン3』のアートブック(これは翻訳されています!)にもあったけど、そっちではあまりフィーチャーされていなかったアーマーについても解説が載っています。
Mk38ことイゴールくん、どう考えてもハルクを意識したようなデザインの彼なんですが、説明文に"Not desined for battle, the Mark XXXVIII was a hulking armature used for carrying heavy loads in industrial settings."とあるのはわざとなんでしょうか?
Mk39ことジェミニの名前がスターブーストになってました。原宿で行われたアイアンマンの展示でも、iOSアプリのゲームでもスターブーストっていう名前だったんですよ~。ジェミニって呼ばれている資料の方が少ない気がします。けどジェミニっていう名前がめちゃかっこいいと思うので、わたしの脳内MCUではこっちを採用していきたいです。

Mk4の説明に、「神々しいアスガーディアンであるソーに引けを取らずに応戦できたのは、ソーのハンマーがマーク4のシステムを不注意にも400%までオーバーチャージしてくださったからです」とあるので、やはり『アベンジャーズ』該当シーンの字幕は誤訳ですね。

アーマー以外のスターク社製品についての記述もあります。
トニーの使ってるホログラムキーボードには電子工学の記号と、あと何故かマヤ文字が使われているそう。天才の考えていることは謎ですね!

映画2作目で作った新しい元素にはまだ名前がついておらず、仮に"Howard Stark element"と呼ばれています。『フューリーズ・ビッグウィーク』では「バッドアシウム」という名前で特許申請中とのことでしたが。


AIたちについて

ジャーヴィスが自分で自分のことを紹介するくだりがありまして、もう本当に興奮しました。そこに彼のメインサーバのイラストが載っています。マリブの邸宅はすでに破壊されていますが、そこにメインサーバもあったのかなと推測。というのもジャーヴィスの説明が全て過去形なので。今は違うところに移されたんでしょうか?

『アイアンマン3』でジャーヴィスがトニーを助けたことについては「マーク42のガントレットを自己推進型救難タグとして使用するという戦略的決定を下し、スターク様(原文でも"Mr. Stark")を安全な水深まで引き戻しました」と簡潔に述べられていました。
ここはジャーヴィスの成長が端的に表れていて、とても好きなシーンです。1作目の頃は単なる対話式インターフェイスでしかなかったのに、4年のうちに自分で判断して行動できるようになったんですよ。すごい。

※2015/09/24追記:このジャーヴィスの進化について『エイジ・オブ・ウルトロン』でトニーが言及していました!! "Started out, Jarvis was just a natural language UI. Now he runs the Iron Legion. He runs more of the business than anyone besides Pepper." 「初め、ジャーヴィスは単なる自然言語対応のUIだった。しかしいまやアイアン・リージョンを操るまでに成長した。会社経営も誰よりこなしてくれている、ペッパーを除けばだが」 この台詞を聞いたときの歓喜は表し切ることができません。そして、そのあと怒ったことに対する混乱を表し切ることもいまだにできません……。

ダミーとユーについてもちょろっと記述がありました。この2体のことしか載っていないので、やはり“バターフィンガー”はこの2体のうちどちらかのあだ名のようですね。


スターク・インダストリーズ本社の住所
 トニーとハッピーの名刺に1200 Industrial Avenue, Long Beach, CA 90803と、本社の住所が記載されています。Industrial Avenueは架空の地名のようです。MCU mapに追加しておきました。

ハワードに関すること
 ハワードがアークリアクターの研究を始めたきっかけがキューブであることがはっきり書かれています(これはThe Art of Marvel's Avengersの、4次元キューブのところにも記述がありました)。
 スターク家の紋章まで載っている……。これって劇中で使われているんでしょうか。
 また、ページの真ん中には『アイアンマン2』に出てくるハワードのノートが挟まってます。表紙にMay 1984と書いてあるのが気になるところ。例のエキスポは1974年に開催されたはずなので、それよりもだいぶ後のノートである可能性が。

トニー宅の楽器
 マリブの邸宅の写真にピアノが映ってるんですが、そこに置かれている楽譜はデューク・エリントンのI Got It Bad And That Ain't Good。本人は見栄を張りたいときしかジャズなんて聴かないと思うけど……笑
 ピアノとかギターとかよく飾ってますけど、実際弾けるのかな?

ペッパーとローディという愛称
 これらはトニーが勝手につけたものみたいです。ローディの紹介に「スターク様の延々と続きそうな一連の愛称のひとつですが、それを楽しんでいる聴衆はスターク様ただお一人です」とww
 これを読んでて思ったんですが、ローディ(Rhodey)というニックネームってもしかして、ライブで機材の調整などを担当するローディー(roadie)とかけているのかなぁと。ライブの開演前に楽器のセッティングやチューニングをするスタッフがいますよね、彼らがローディーさん。つまりトニーがロックスターで、ローディは彼のサポートをするお世話係、というわけです。
 ローディはその名に恥じぬお世話っぷりを発揮してますよね。本当にお疲れさまです。

ローディの経歴
 MITで航空工学の修士号を取得し、空軍士官学校を卒業しています。『アイアンマン』でMITのクラスリングをしていましたが、在学時期はトニーと被っていないと思われます(昔計算したんですが、どういう計算をしたのかもう忘れてしまった)。
 また、ジャーヴィスの予測では彼はアイアン・パトリオットとしてアメリカのために働き続けるだろう、とのことです。

ハッピーの現在
 今は怪我も治って、警備部のトップに復帰したとのこと。退院したことすら知りませんでした。おめでとうございます!

ハーレーの年齢
 ハーレーくんは『アイアンマン3』当時10歳だったそうです。彼に目をつけておくようにジャーヴィスも進言していますw

トニーの字
 トニーはまっすぐ字が書けないタイプの人なんでしょうか? MCU Phase One Boxのペーパーナプキンもそうだったけど、ほぼ毎回斜め45度に傾いてるんですよね。設計図の書きこみと、ポッツさんの写真に注文を付けるポストイットだけ水平になってました。走り書きするときは斜めになっちゃうのかも?


個人的にメモっておきたいところは今のところこのくらい。

『アベンジャーズ』未公開シーンのトニーのプロフィールも載せてほしかったです。
けどあのシーンのバッキーとペギーのプロフィールって、『ウィンター・ソルジャー』の設定と合ってないんですよね。未公開シーンだったので、正史に組み込まれなかったのかもしれません。そうすると社長の誕生日の根拠も少しあやしくなってしまいますねw
とりあえず、正史と矛盾するまではあのプロフィールを信じて生きるつもりです。
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